フェイズ１〜フェイス゛6とは
日本では2005年に「新型インフルエンザ対策行動計画」が作られ
ました。
パンデミック危険が迫ってくる度合をの６段階にあらわしました。
フェイズ1〜フェイズ6です。
その内容を見てみましょう。
フェイズ1
ヒトから新しい亜型のインフルエンザは検出されていない。
ヒトに感染する可能性のある亜型のインフルエンザウイルスが
動物で検出されている。しかしそれはヒトへの感染リスクは低い。
フェイズ2
ヒトから新しい亜型のインフルエンザは検出されていない。
動物内で検出されている亜型のインフルエンザウイルスが
ヒトに感染する率が高い
フェイズ3
新しい亜型のインフルエンザウイルスによる動物から人への
感染がみられる。
ヒトからヒトへの感染伝播はないが、まれにそのウイルス
に密接に接した人への感染がみられる
フェイズ4
ヒトからヒトへの連続した感染は見られるが、限定した地域や
集団などの小さい範囲内にとどまっている。
フェイズ5
ヒトからヒトへの連続した感染は大きい地域や集団などに広がって
いる。ウイルスがよりヒト型に近くなってきている。しかしまだ、ヒト
からヒトへの感染伝播は成立していない。
フェイズ6
ヒトからヒトへの感染伝播が成立し、パンデミック発生。世界中
で感染伝搬する。
現時点では、鳥インフルエンザ(H5N1)が鳥の間で流行し、また濃厚
接触した人に感染して60%の致死率を出していてフェイズ3の段階です。
新型インフルエンザ出現の一歩手前のところまできています。
フェイス゛4となるとヒトからヒトに感染伝播する新型インフルエンザが
地域限定で発生したことになるからです。
フェイズ5になると感染の拡大を防ぐことは難しくなります。
フェイズ6になるとお手上げ状態となってしまいます。
フィエズ6になると国は非常事態宣言を出すことになります。
