新型インフルエンザ 従業員を守る行動指針
新型インフルエンザが発生した時、従業員をどのように守るか
各企業では取組が続いています。
資生堂の取り組み
資生堂は新型インフルエンザアクションプランを作りました。内容は
感染者と接触したときの対応や日常の予防、海外駐在員、出張者
の対策など多岐にわたっています。
資生堂従業員が新型インフルエンザ感染者と接触した場合にとる
行動は、健康異常の有無を部門長か事業所責任者に必ず報告し、
自覚症状がなくても10日間は出社せず、自宅勤務となります。
家族が感染者と接触したときも、自宅勤務となります。
本人が感染などの疑いを感じたら責任者に必ず報告し、家族への
感染予防措置をとるとともに医療機関で受診し、新型インフルエンザ
と確定したときは、事業所に報告します。
自宅の消毒などは、監督官庁の指示に従います。
また新型インフルエンザが短期で蔓延する可能性を考えて、バック
アップ体制など事業所単位の対策づくりがすすめられています。
海外駐在員対策
資生堂は出張者や一時帰国した駐在員に対して、本社の産業医
が診察して抗インフルエンザ薬を処方するようにしました。
抗インフルエンザ薬を持っていて、いざというときは産業医のアドバ
イスを受けて服用する決まりとしています。
2008年6月2日 日経産業新聞参考
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