新型インフルエンザ出現経路
鳥インフルエンザ(H5N1)がヒト型の新型インフルエンザになるまで
には次の3つの経路が想定されています。
1.鳥インフルエンザ(H5N1)が渡り鳥などのカモからにわとりなどに
感染します。さらに変異しながら感染を繰り返しているうちにヒト
に感染する力を持つようになり新型インフルエンザが発生します。
2.ヒトと鳥の両方のインフルエンザウイルスが、豚に同時感染します。
(ヒトと鳥のウイルスはどちらも豚に感染することができます)
豚の体内でインフルエンザウイルスが混じり合うことにより新型
インフルエンザが出現します。
3.鳥とヒトの両方のインフルエンザウイルスが、ヒトに同時感染します。
ヒトの体内で両方の遺伝子が混じり合い新型インフルエンザが
出現します。
世界中で100万人以上死亡したアジア風邪(1957年)は、2か3の 経路で新型インフルエンザが発生したと考えられています。
現在では、鳥インフルエンザ(H5N1)が世界の各国で、鳥の間で
流行しています。またヒトにも感染が見られ死亡率は63%です。
いつヒトからヒトへ感染する新型インフルエンザが発生するかは
時間の問題となっています。
新型インフルエンザ対策は急務です。
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