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2010年秋にくる流行に注意

WHOの新型インフルエンザ薬物治療ガイドライン委員である
菅谷憲夫氏は第2波の流行が今秋必ずやってくると指摘して
います。

第一波での治療がうまくいったからと言って安心してはならない
と言っています。

その対策として、重症化した肺炎に対して2つの新しい抗ウイルス
剤(ノイラミニダーゼ阻害薬)が日本のみで使用可能です。

2010年1月に承認された、ペラミビルは1回の静脈注射で、小児
でも使用できます。

今年認可される見込みのラニナミビルも、小児に使えて1回の
吸入で治療が終了できるなど、抗インフルエンザ剤の新薬が
登場しており、早期の治療が大切だとしています。

しかし新薬の副作用はこれから明らかとなることも注意しな
ければなりません。

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