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2010年秋以降の新型インフルエンザ流行に向けて

日本では2000万人以上の患者さんの他、感染しても症状が現れず免疫
を獲得した人が多数いると考えられますが、それ以外の人は免疫を持っ
ておらずに、流行の規模が大きくなることも考えられるので注意が必要
です。

●すべての人が注意すべきこと

咳エチケットを守って、ウイルスの飛沫拡散を防ぎましょう。
手洗いをしっかりしましょう。
発症したらかかっていない家族とは別の部屋で過ごしましょう。

●インフルエンザワクチンについて

今シーズンでは、新型インフルエンザと季節性のA香港型、B型の
3種類が混合されたインフルエンザワクチンとなっています。

10月からすでに上記のインフルエンザワクチンの接種が始まって
います。接種は1回でよいそうです。
高齢者や基礎疾患を持つ方は接種を受けることがすすめられて
います。妊婦も受けられます。

●抗インフルエンザ薬の新薬発売

2010年10月19日にイナビルという抗インフルエンザ薬が発売されます。
抗インフルエンザ薬としては4剤目となります。
この薬は吸入薬で1回使用することで治療が完結する今までにない
薬です。

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