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これまでの流行について

2009年4月にメキシコとアメリカで確認された新型インフルエンザは短期間の
うちに世界中(74ヶ国)に広がりました。

日本では2010年1月ごろまでには累積患者数は2000万人と推計されています。
多くの人が重症化せず回復した点などでは季節性インフルエンザと類似してい
ましたが次のような異なる点もありました。

●子供の発症について
子供の患者さんの6割は14才までの子供で最も多かったのは、5〜9才でした。
入院した子供の割合は高齢者に比べて低く、重症化は少なかったです。
しかし、基礎疾患がないのに急にインフルエンザ肺炎や脳症を起こした子供
もいました。
季節性インフルエンザでは脳症は1才〜5才に多く見られますが、新型インフル
エンザでは季節性インフルエンザより脳症がおこる頻度がやや高く、小学生の
年代に多く起きました。

●大人の発症について
年代が上がるほど発症した人が少なかったものの、60才代以降では入院の割合
は高く40才代以降の人で死亡した人の多くは基礎疾患を持っていました。

これまでに得られた情報を基に今期の新型インフルエンザ流行に対処しましょう。

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