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新型インフルワクチン 返品額

昨年度の国産新型インフルワクチンが、大量に医療機関で残っている問題で
メーカーや医薬品卸業者が返品を買い取った金額が35億円になっています。

厚生労働省は、例年医療機関からのワクチンの返品は原則認めていませんが、
昨年は新型インフルエンザ対策として国が5400万回分(260億円)を買い上げて
各医療機関に供給したために、返品を認めることにしました。

また、有効期限が切れたために、破棄した国産と輸入を合せた新型インフル
ワクチンが455億円に上ることも明からしました。

細川厚労相は、新型インフルエンザがパンデミックになり、ワクチンの需要が
世界的にひっぱくしていたため、やむを得なかったとした上で今後は、余剰を
最小限に抑えたいとしています。

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