アビガン備蓄用意
政府の新型インフルエンザ等有識者会議は、富山化学
の抗インフルエンザウイルス薬・アビガンの備蓄が
必要との結論をまとめた。
国がアビガンの供給を決め、200万人分を上限目標に
備蓄することにした。
アビガンは、新型インフルエンザが発生した場合、
既存のノイラミニターゼ阻害薬(タミフルやリレンザ等)
4剤すべてに耐性化したウイルスが出現する可能性
は否定できないとして、備蓄するものである。
アビガンは現在では、市場に流通していなく、製造に
数か月かかることから、国が製剤として備蓄管理する。
厚労省はトータルで4万7000人分のアビガンを購入する
契約を富山化学と結んだ。
投与対象者は、免疫抑制状態にある患者など、ハイ
リスクグループに含まれ、かつ、重症患者及び、重症化
することが予想される成人とする。
催奇形性の恐れがあるので、妊婦と子供は対象者には
含まれない。
アビガンを使用できる医療施設は、指定された感染症
指定医療機関に限定するとされています。
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