鳥インフル ヒト〜ヒトへ飛沫感染 高病原性に変異か
「鳥インフル ヒト〜ヒトへ飛沫感染 高病原性に変異か」
2017年の初めに中国で猛威を振るった鳥インフルエンザ
ウイルス(H7N9)が哺乳類間で飛沫感染した。
そのウイルスの病原性が高い事がわかった。
東大チームに発表によると、鳥インフルエンザが、ヒト同士
で感染するウイルスに変異する恐れがあると注意を呼び
かけている。
パンデミックの備えを呼び掛けている。
鳥インフルエンザは2013年以降、中国でヒトの感染例が
毎年、報告され、のべ1600人近く感染し、その内600人
が死亡しているとの報告がある。
当初は、低病原性だったが、高病原性に変異したことが
わかっている。
研究チームは、中国の患者から昨年分離されたウイルスを
分析した。
その結果、表面にあるHAたんぱく質が、ヒトの受容体を
認識し、ヒトに効率的に感染するよう変化していることが
わかった。
鳥インフルエンザウイルスは鳥類の接触で感染する。
哺乳類同士で飛沫感染して少量でも個体が死ぬほどの
病原性の強いウイルスの報告は今回が初めてとのこと
である。
動物実験では、一般的な抗ウイルスが、このウイルスには
有効でないとされている。
ワクチンの備蓄なども検討すべきだと指摘されている。
( 情報源は毎日新聞記事より)
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